優勝 磯部シャークス(千葉地域)

キャプテン 横山輔(ヨコヤマ・タスク) 

 僕たち磯辺シャークスは全日本学童の千葉県大会決勝で負けてしまい、みんなが悔し涙を流しました。だから、関東学童の県大会は全日本のリベンジのつもりで臨みました。
 決勝戦では本塁打を打つことができてうれしかったです。全日本学童で負けた原因は試合前から気持ちのどこかに勝てるという思いがあったからだと思います。今回はどの試合も最後まで気を引き締めて戦いました。試合終了の時もまだ5回だと思うぐらい目の前のことに集中していました。
 本大会は優勝しか狙っていません。本番までの1カ月、みんなでいっぱい練習して、全力で戦います。

推薦選手 植草大地(ウエクサ・ダイチ)

 僕にはこの大会には懸ける思いが2つありました。
1つ目は「悔しさ」です。
 この大会の1週間前、全日本学童県大会の決勝戦で0―1で負けてしまったからです。あれほど悔しい思いは初めてでした。チームのみんなとも「関東学童は、全部勝って次に進もう!」と約束して臨みました。その強い気持ちが今回の優勝に繋がったと思っています。
 2つ目は「チームの歴史」です。
 磯辺シャークスは、関東学童の千葉県大会で、最多優勝記録を持っています。強い先輩たちに肩を並べられるように、僕たちも優勝を目指して来ました。だからこそ、この大会で優勝できて本当にうれしいです。
 本戦でも、応援してくださった全ての方々に感謝を忘れずに、最後まで戦い抜きます。

監督 小池 貴昭(コイケ・タカアキ)

 2週間前に悔し涙を流した選手たちの笑顔を見ることができて本当によかったです。全日本学童県大会の決勝での敗戦を糧にして、わずかな期間で成長してくれました。1球への集中力や球際の強さを見せてくれたと思います。
 シャークスが関東学童の本大会に出場するのは4年ぶり6度目になります。過去4度の優勝は大会最多タイ記録なので選手には「史上最多5度目の優勝をして伝説のチームになろう」と話しています。
 最後になりましたが、運営に携わっていただいた大会関係者、ならびにチームに協力していただいた皆様、心から感謝申し上げます。
 千葉県代表の誇りを胸に一戦一戦頑張りたいと思います。

準優勝 オール五井ヤップオーシャン(市原地域)

キャプテン 福嶋康生

 僕たちは、「県大会に出て優勝すること」を目標にして練習をしてきました。だけど練習しているときにふざけていた部分もありました。他のチームは必死に練習しているのに。
 だから関東学童千葉県大会の決勝戦で0対3で負けてしまったのだと思います。この試合が終わってから、「このくやしさを忘れないようにしよう」と思いました。これからはしっかりと練習して、取れるアウトをしっかり取れるようにがんばっていきたいです。また、決勝戦では一点も取れなかったので、バッティングにも力を入れていきたいです。最後の年なので悔いを残さず笑って終われるようにがんばります。

推薦選手 保坂璃空(ほさかりく)

 大会が始まる前、僕が立てた目標は、「優勝して関東大会に出る」、「四番として勝利に貢献する一打を打つ」、「キャッチャーで盗塁を刺す」、の3つでした。目標を達成するために、キャッチボールや素振りから試合を想像し、一球一球集中するよう心がけました。
 迎えた県大会。二回戦で柵越えのスリーランホームラン、準決勝でランニングスリーランホームランを打ち、勝利に貢献することができました。キャッチャーとしても盗塁を刺すことができました。しかし、決勝では打つことができず、チームも完封負け。優勝という目標は達成することができませんでした。このくやしさを晴らすため、もっともっと練習してまた県大会に出場し、優勝したいです。

監督 高安淳

 大会を終えて、優勝できなかった悔しさと、決勝戦まで勝ち抜けた達成感が半々といった思いです。初めての県大会を経験した選手は、県大会独特な雰囲気や緊張感を感じながらも、野球を心から楽しんでいるように見えましたし、一試合ごとにとても成長してくれました。
 まずは市内で勝ち抜けること、そしてもう一度この素晴らしい県大会という舞台に代表として選手を立たせてあげられるよう今後も指導していきたいと思います。
 最後になりますが、大会を運営して頂きました関係者の皆様、素晴らしい舞台を用意して頂きありがとうございました。